作成日:R7/11/27

ケチ旅その1 カゴメ記念館

予報ではくもりとなっていた名古屋だが、この日は晴れとなった。

カゴメ記念館は東海市の荒尾にあり、荒尾方面へはそれぞれ東海市内にある名和、聚楽園しゅうらくえん、太田川などの各駅からコミュニティバスが出ている。東海市のコミュニティバスは、乗車距離にかかわらず一乗車あたり100円であるから、私にとっては名古屋市に一番近い名和駅から乗るのがお得である。ただ、名鉄名古屋駅から名和駅までは400円かかる。そこで、名古屋から東海市の境までは市バスを使うことにした。

まず、とりあえず南下するので栄停から7時20分発の栄21系統、泉楽通四丁目行きに乗車する。この系統は大津通を突き進んで金山を通るので混雑するかと思ったが、意外にも乗客は4、5名程度であった。途中、東別院で少し客を拾ったあと、バスは金山BTに進入するのだが、ここで大勢の人が乗ってきて、立っている乗客も出てきた。その後もバスは大津通を南下していき、私は神宮東門停で下車した。7時47分(実際はこれより少し遅れていた)。

神宮東門停は複数の系統が始発とする大きな停留所だが、BTはなくバス停がぽつりぽつりと置かれているだけなので、乗り換えが面倒である。栄21系統は4番のりばに停車するが、これより乗る神宮15系統は南にある5番のりばが始発であり、この間はまあまあ距離がある。3、4分程度しか乗り換え時間がなく、果たして間に合うのかとても不安であったが、走ったら十分間に合った。7時52分、要町行きのバスは10人くらいの乗客を乗せて神宮東門停をあとにする。今までずっと大津通を南下してきたが、このバスは新幹線のガードの手前で左に曲がり、これから伏見通を通って南区の柴田まで行くことになる。8時17分、柴田停で下車。これからは徒歩で名和駅へ向かう。

柴田は南区のソープ街で、247号にも少し顔を出している。柴田停から名和駅までは徒歩で20分強で、途中、市の境の天白川を越える。247号は相変わらずの交通量であった。

名和駅からは東海市のコミュニティバス「らんらんバス」名和線の左回りに乗車する。駅に着いて10分ほど待つとバスが来たのだが、その中に乗客がいて驚いた。どうやら、太田川駅からやってきた左回りの4便が名和駅前停でそのまま5便になるらしい。バスが発車するまでの8分の間に200円の一日乗車券を購入。往復で元をとることができる、太っ腹なきっぷである。8時46分にバスは名和駅前停を出ていく。

9時14分、寺中停で降りる。「てらなか」ではなく「じちゅう」と読むそうだ。ここがカゴメ記念館の最寄りだが、まだ中には入れないため近くのフィールに寄った。

カゴメ記念館では、創業者蟹江一太郎の足どりやカゴメの歴史を知ることができた。蟹江は物を大切にする人だったので、自身が実際に使っていた生活用具が今もきれいに遺されている。事前予約が必要だが入館は無料なので、カゴメという名を知っている人ならば行くべきであろう。

さて、見学を終えたので東海市役所で昼食を食べに行く。予定よりも早く見学が終わったので、ちょうどいい時間のバスがなかったから、市役所までは徒歩で行くことにした。

市役所からは帰路になる。12時8分に名和線の左回りに乗車する(画像はこのバスと異なるが)。行きとは経路が異なり、途中、起伏のある住宅街の狭隘路を走っていった。

もともとタイトなスジなのか、たまたまこうなってしまったのかは知らぬが、定刻より10分近く遅れて終点の名和駅前停に着いた。柴田からは13時12分発のバスに乗りたいが、ここから柴田停までは20分強ほどかかる。ゆっくり歩いて間にあうことなどあろうか。仕方ないのでちょくちょく走りながら名古屋市へ戻る。

バスが柴田停に到着する直前に私は着いたから、まったく待つ暇はなかったし、とても疲れた。新端13系統は定刻より数分遅れて、柴田停をあとにする。13時49分、新瑞橋に到着。

新瑞橋のほうで用事があったので、1時間ほどここにとどまり、15時10分に栄20系統の栄行きに乗車する。この車は大きくない通りをしばらく通ったあと、山王通、空港線、若宮大通を経て、矢場町から久屋大通を走り栄に出る。15時55分、栄停に着く。これで今日のケチ旅は終了。疲れたが、やはり面白かった。要するに私はドMなのだ。

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